十一面観音菩薩

ご真言
オン ロケイジンバラ キリク
オン マカ キャロニキャ ソワカ

観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つ、六観音の一つでもあります。 十一面観音菩薩は顔の上に10もしくは11の顔があるお姿で造られ、 十一面には八方(東・西・南・北・東北・東南・北西・南西)と 天地の十方の衆生を常に見守り救済するという意味もあります。 蓮の花や水瓶を持つ像が多く、特に真後ろの一面は暴悪大笑面 (ぼうあくだいしょうめん)と呼ばれ、大笑いして衆生の悪や 邪気を笑い飛ばし消し去る、または封じる意味のお顔を持っています。 十一面観音には様々な功徳があるとされますが、特に事故・災害・ 犯罪・戦争・自殺など、自然ではない亡くなり方をされた方の 魂を救済する力が強いと信じられています。 この十一面観音菩薩像は像高が約150cm、入手経路から北陸地方 の廃寺の物と思われますが、作成時期ふくめた詳細は不明です。